離乳食はいつから?開始時期の目安とチェックポイント

こんにちは。
私は管理栄養士であり、保育士としても多くの子どもたちや保護者の方と関わってきました。
現在は子育て広場で、0〜2歳のお子さんを育てるお母さんの離乳食相談をお受けしています。

「そろそろ離乳食を始める時期だと思うけど、何からはじめればよいのか分からない」
「離乳食の準備って、どうすれば良いの?」

そんな声を、これまで本当にたくさん聞いてきました。

この記事では、離乳食の開始時期の目安とチェックポイントを、できるだけわかりやすくお伝えします。
最後まで読んでいただくことで、離乳食への不安が少し軽くなり、「これならできそう」と安心して始めの一歩を踏み出せるはずです。

「離乳食っていつ始めるの?」
「始めなきゃいけないと思うと不安…」

そんな気持ちを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


離乳食とは?

離乳食とは、母乳やミルクだけで栄養をとっていた赤ちゃんが、少しずつ食べ物から栄養をとれるようになるための練習期間の食事のことです。

いきなり大人と同じごはんを食べることはできません。 まずはドロドロの液体に近いものから始め、徐々に形のあるものへと進めていきます。この過程で、赤ちゃんは「食べ物を飲み込む力」や「噛む力」、そして「味や食感を楽しむ心」を育んでいきます。

「食事」と聞くと、きちんと食べさせなければ…と思ってしまいがちですが、初期の離乳食は「栄養をとること」よりも「食べ物を飲み込む練習をすること」が目的です。

 ・スプーンに慣れる
・食べ物を口に入れる経験をする
・飲み込むことを覚える

最初からたくさん食べる必要はありませんし、食べない日があっても大丈夫。

 赤ちゃんのペースに合わせて、ゆっくり進めていきましょう。


離乳食の開始時期の目安

「離乳食はいつから始めるの?」という質問は、とても多いです。

一般的な目安は、生後5〜6か月ごろ
ただし、月齢だけで判断するのではなく、赤ちゃんの発達や様子を見ることがとても大切です。

同じ月齢でも、できることや興味の持ち方は赤ちゃんそれぞれ。
「〇か月だから始めなきゃ!」と焦らなくて大丈夫ですよ。


離乳食そろそろ始める?チェックポイント

ここからは、離乳食を始める目安となるチェックポイントをご紹介します。
すべて当てはまらなくても問題ありませんが、いくつか当てはまってきたら“そろそろかな?”と考えてみてください

◎生後5ヶ月を過ぎた

赤ちゃんの消化機能が整い始める時期です。食物アレルギーの心配を減らすためにも、早すぎず遅すぎず、5〜6ヶ月頃のスタートが推奨されています。(※早産のお子さんの場合は、修正月齢で考えましょう)

◎首がすわっている

首がしっかりすわっていることで、食べ物を安全に飲み込みやすくなります。

◎支えると座っていられる

完全に一人座りができなくても、支えがあれば安定して座れる状態が目安です。

◎大人の食事に興味をもつ

家族が食べている様子をじーっと見たり、口をもぐもぐ動かしたりする姿が見られたら、食への興味が育ってきているサインです。

◎スプーンを口に入れた時、舌で押し出さない

赤ちゃんには生まれつき、口に入ってきた異物を舌で押し出す「哺乳反射」があります。スプーンを口に当ててみて、舌で強く押し返してくるようなら、まだ少し早いかもしれません。この反射が弱くなってきたら始め時です。

◎よだれが増えた

よだれが増えるのも、口の中の動きが発達してきたサインのひとつです。

◎授乳のリズムが整ってきた

母乳やミルクを飲むリズムがある程度整ってくると、生活リズムも安定し、離乳食もスムーズに進めやすくなります。

うちで
うちで

赤ちゃんの体調や機嫌が良い日、お世話をする大人の体調・心に余裕がある日にスタートしましょう。


まとめ

離乳食の開始時期は、「〇か月になったから必ず始める」というものではありません。
赤ちゃんの成長や様子を見ながら、その子に合ったタイミングで始めることが何より大切です。

離乳食の開始時期について、目安とチェックポイントをお伝えしました。

まとめ

・時期の目安: 生後5ヶ月〜6ヶ月頃

・大切なのは: カレンダーの日付より、赤ちゃんの「体と心のサイン」

・チェックポイント: 首すわり、お座り、食べる興味、よだれ、スプーンへの反応など

最初は不安や戸惑いがあって当たり前。
「ちゃんとできているかな?」と心配になることもあると思います。

最初はお粥を小さじ1杯、口に運んで「ゴックン」できれば大成功。もし食べてくれなくても、「まだおっぱい(ミルク)が好きなんだね」と切り替えて、数日後にまた試せば大丈夫です。

あせらず赤ちゃんと一緒に、少しずつ慣れていってくださいね。もし迷ったとき、不安になったときは、
地域の子育て広場や私たち管理栄養士など、ぜひ身近な相談先を頼ってくださいね。

この記事が、離乳食への不安を少しでも軽くし、
「これならできそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

赤ちゃんとの食事の時間が、安心できる楽しいひとときになりますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA